見ているだけでも気持ちが落ち着いてくるような印象を受ける青色の宝石「ラピスラズリ」。
深みのある色合いで、古くから聖なる天然石としてあがめられてきました。
仕事運や厄除け、恋愛や才能開花とあらゆる方面で活用されているラピスラズリについて、詳しくご紹介します。
ラピスラズリの特徴
ラピスラズリの見た目と成分
ラピスラズリの最大の特徴は、その美しい青色です。主成分であるラズライトがこの鮮やかな青色を生み出し、パイライトの金色の斑点や方解石の白い模様が混ざることで、唯一無二の模様を形成します。この青色は、古代から多くの人々を魅了し、装飾品や美術品に広く使用されてきました。
世界におけるラピスラズリの歴史
和名では「瑠璃」と呼ばれ、世界で最初のパワーストーンともいわれるこの天然石は、世界各地で紀元前から聖なる宝石としてあがめられてきました。
古代ローマの時代には「アフロディーテ」という愛と美の女神とも関係が深いものとされ、愛し合う恋人たちの守護石として大切にされた歴史があります。
また、日本では仏教の世界における、極楽浄土を飾る七つの宝のひとつに数えられ、お守りの天然石として愛されてきたとされています。
そして、エジプトやバビロニアにおいては邪気を祓う魔除けのパワーがあるとして原石を粉にし、壁画の青色に使ったり護符を描くのに使ったりしていました。
その護符は特にエジプトでは黄金と同等の価値があるとされることさえあったほどです。
ツタンカーメン王の棺装飾品にも使われた特別な存在の天然石なのです。
効果・意味
外側からの邪気だけではなく、自分の内側にある邪念をも祓う力を備えた宝石で、怒りや嫉妬などのマイナスの感情をはらい解放させることであらゆる危険を遠ざけます。
あなたを邪魔するものがなくなれば判断力や直感力は高まるため、より正しい方向へと導かれます。
その結果、あなたにとって最も幸運な状況へと変わっていくはず。
また、真実を見るとされる「第三の目」を目覚めさせ眠っている創造力を開花させる力も持ちます。
新しい企画やデザインなどのアイデアが欲しい時にもサポートしてくれるでしょう。
また、試練という形があなたの目の前にやってくることがあります。
それはあなたが成長するために引き寄せた試練であり、魂を磨くために用意されたもの。
洞察力や直観力を授けるラピスラズリは、自分自信を磨いて、本当の意味での幸せを導く役割を果たす、強いエネルギーを宿したパワーストーンと言えるでしょう。
本当に効果があるのか迷ったときは
上記のように、ラピスラズリを持つタイミングで、辛いことや苦しいことが起きることもあり、いつもとは違ったことが起きているように感じられる場合もあるでしょう。
パワーストーンを身につけていればいいことばかりが起こる、と思っている方には疑問に思われるかもしれません。
しかし、その試練はあなたがいずれ人生のなか受けるべき試練です。
それを引き寄せ、物事の意味に気づくきっかけができたことで、本当の幸せを授かる時期が早まることも考えられます。
試練に立ち向かうときにもラピスラズリはあなたのサポートをし、乗り越えて前進する力を授けてくれるでしょう。
こんな方におすすめ
最近良い方向へ物事が進まないと感じている方や、今どの方向へ判断して進めばよいのか迷ってしまっている方には、ラピスラズリが正しい進むべき道を示してくれるでしょう。
そして、試練を乗り越えてでも幸運を勝ち取りたいとお考えの方にもラピスラズリはおすすめです。
簡単に手に入る幸せではなく、魂を高める試練を乗り越えたうえで得られる本当の幸せをその手に授けてもらいましょう。
具体的には、経営者や指導者、自分を変えたい、高めたいとお考えの方、現在の状況に満足していない方は特に身につけていて損はないパワーストーンです。
そのほかに、体や心、霊性を調和させる作用もあるため、視界をクリアにするはたらきや心拍や脈拍をおだやかにする働きもあるといわれます。
取り扱い・浄化方法
お手入れと浄化方法
浄化
定期的に浄化が必要です。月光浴やセージを使った浄化が推奨されます。水に弱いため、水での浄化は避けるべきです。
保管
直射日光を避け、柔らかい布で包んで保管することが望ましいです。硬度が低めのため、傷がつきやすいので注意が必要です。
まとめ
ラピスラズリは外側の邪気と心の内側にある邪念を祓い、トラブルを避ける力をもつパワーストーンとされています。
そして、持ち主にとっての本当の幸せに向けて、「試練を乗り越える」という形で運んでくる力を秘めています。
あなた自身の魂を磨いて高めることができるのは、この先の幸運アップにつながってきます。
厳しいやり方で、本当の意味であなた自身を磨きましょう。
昔から権力者をはじめとした多くの人々から愛されてきたラピスラズリは、あなたの人生のサポーターに相応しいパワーストーン。
幸せへの強力なパートナーとして、身につけてみてはいかがでしょうか。
