パワーストーンを手に取った時、「冷たい」と感じたことはありませんか?
石を冷たく感じるということには、単純に石の温度が低い場合や感覚として冷たいような印象を受ける場合など様々なケースがあります。またその感覚が表す意味も様々。
パワーストーンを選ぶ際の参考になったり、石からのメッセージとして受け取ることもできるので、石の冷たさが何を表すのか覚えておくと良いでしょう。
今回は石の冷たさにスポットを当ててご紹介します。
天然石は冷たく、イミテーションは温かい
市場に出回っているパワーストーンの中には、残念ながら本物の天然石ではなくガラスやプラスチックなど他の鉱物を加工した偽物も存在します。その偽物と本物を見極める際に石の温度が活用できるでしょう。
パワーストーンは自然の雄大なエネルギーを持った石であるため、なんとなく暖かいというイメージを持っている人も多いかもしれませんが、実は逆。本物の天然石はひんやりと冷たい温度を持っているものです。
森林浴を行った際や、滝や湖の近くに行った際に感じるような心地の良い涼しさ。あのイメージをパワーストーンが秘めていると考えてください。
逆に模造品の石や人工的に作り出された石は暖かい温度を持っていますので、石を選ぶ際の参考にしましょう。
可能なら実際に手に取って石に触れ、温度を感じてください。もちろん気温や体温によって多少感じ方は上下しますが、本物のパワーストーンはひんやりと冷たいはずです。体温が移って温まったとしても、手を放すとまたすぐに冷たくなるでしょう。
天然石と同じ成分を人工的に組み合わせて生成した合成石も多少冷たく感じることがありますが、天然石ほどではありません。
ちなみに石自体が持つ温度的な冷たさと、エネルギーとして感じる暖かさはまったく別物と言われています。石に手をかざした際に暖かいような感じがした場合でも、実際に触れてみると冷たく感じたりすることがあります。
石のエネルギーを感じる時に冷たくなる
パワーストーンが一生懸命に働いて効果を発揮させている時や、持ち主に同調して波動を強く起こしている時などに冷たく感じることがあると言われています。これは石の実際の温度というよりも「なんとなくひんやりする感じがする」といった感覚でとらえることが多いでしょう。
エネルギー的な波動として冷たい、でも嫌な感覚ではない印象を受けた場合、石があなたのために働いてくれているということなのかもしれません。イメージで言うと森林の中で涼しいマイナスイオンを発しているようなものです。石に感謝してそのまま使用してください。
ただし「冷たくて嫌な印象」を受けた時はマイナスのエネルギーを発しているとも考えられていますので、浄化を行ってあげたりつける位置を変えたりしてあげましょう。冷たいという印象が「ひんやりして気持ちいい」と感じるのか「寒々しくて嫌」と感じるのか、自分の感覚を大切にされるといいでしょう。
またブレスレットの場合など、右手につけた時と左手につけた場合では感じる温度が違うことがあります。あまり温度にこだわらずに、心地よいと思える方につけると良いでしょう。
ちなみにパワーストーンが効果を発揮してエネルギーを放出している際、「冷たい」と感じる感覚以外にも様々な印象を受けることがあります。
逆に「じんわりと温かい」「ピリピリする感じがする」「つけている腕に重みを感じる」など。自分の感覚を信じて、それが心地よいのかそうでないのかという部分で判断すると良いでしょう。
石が疲れてくると温かくなる場合も
パワーストーンは身に付けていると常にエネルギーを放出し続けることになるため、だんだんと弱って働きが鈍くなると言われています。定期的に浄化を行ったりして石を休ませてあげることをおすすめしますが、その目安として「石を冷たいと感じるかどうか」ということが挙げられます。
パワーストーンは基本的に冷たいもの。良質なエネルギーを発している時は身に付けていてもその冷たさを感じることができますが、石が疲れてくると温かくなったままに感じることでしょう。そんなときは石のエネルギーが不足しているのかもしれません。最近なんだか石が温かいと感じたらぜひ浄化してあげるようにしてください。クリスタルを使ったり月光に当てたりと、石の性質に合った浄化方法を行いましょう。冷たさや温かさ以外にもつけていて違和感を覚えたら、浄化のタイミングと見ていいでしょう。石にパワーをチャージしてあげてください。
自分のパワーストーンを冷たく感じると不安になるかもしれませんが、それは自然のパワーが溢れている印です。石は何億年もの長い年月をかけて地球が生み出した自然の結晶であり、冷たいことは自然なことなのです。「冷たくて気持ち良い」と感じる場合は、基本的には良いことだと思って大丈夫です。むしろ石とあなたの相性がぴったりである証拠と言えるでしょう。その気持ち良さを維持できるように、小まめに浄化したり話しかけたりして愛情を注ぎ、ずっと大切にしてあげてください。