薄いピンク色と繊維質を内包した見た目から、春の柔らかな桜の花びらを水に浮かべたようなシーンを連想させるクンツァイト。
その繊細な美しさと輝きで、近年女性を中心に急激に人気が高まってきているパワーストーンです。
暖かく柔らかなエネルギーを持った石であり、持ち主を大きな愛で包み込んでくれるでしょう。
では具体的にどんな効果があるのでしょうか。今回はクンツァイトについて詳しくご紹介します。
純粋な愛を育む慈愛の石
代表的な恋愛運アップに効果的な石の中でもクンツァイトは「無償の愛」を象徴するパワーストーン。
身に付けると優しく穏やかな気持ちになることができます。
他人に対してイライラしたり見返りを求めたりすることがなくなり、寛容な気持ちで接することができるでしょう。
そのため結果として対人関係が良好になり、愛し愛される存在を引き寄せることができます。
また傷ついた心を癒やしてくれる効果があるため、過去の恋愛がトラウマになっている人の背中をそっと押し、次の恋へと進ませてくれるでしょう。
こんな人におすすめ
・片思いを叶えたい、今の恋人を大切にしたい
・過去の恋の傷を乗り越え、新しい恋がしたい
・他人に対して批判的になったりイライラしたりする
・素直になれない、甘えることができない
・常に不安や心配がつきまとって辛い
・ストレスを解消し、癒やされたい
・頑張りすぎて疲れてしまう
・綺麗になりたい、アンチエイジングを行いたい
クンツァイトの詳しい効果
「愛の石」とも呼ばれるクンツァイトの持つエネルギーは、母性のように大きく包み込んでくれる温かい愛の力です。
他人に対して見返りを求めることのない無償の愛や献身的な愛を注ぐことを教えてくれるでしょう。
その愛情はまさしく「純粋な愛」。
それは子供のような何も知らない無垢な愛ではなく、様々な経験を経て大人になったからこそ持つことができる、大切なものを守ろうとする聖母マリアのような深い愛情です。
純粋に相手のことを思う気持ちを思い出させてくれるでしょう。
慈しみと思いやりの気持ちが大きくなり、他人への批判的な心や思い通りにいかずにイライラする感情がなくなるはず。
「そういう考え方もあるのか」と気づきをもたらし、他人に対して寛容で広い心を持って接することができるようになります。
愛情表現がうまくなり、コミュニケーション力も身に付くでしょう。
誰とでも良い人間関係を築くことができるはずです。
そして他人に与えた愛は回りまわって自分のもとへと返ってくるでしょう。
恋人からも深く愛される人間になることができるため、恋愛成就に効果的なお守りとなります。
またクンツァイトの大いなる愛の力は、持ち主をまるごと肯定し、包み込んでくれるでしょう。
とてもヒーリングの力が強いパワーストーンなので、傷ついた心を癒やして前向きにしてくれます。
過去恋愛からくるトラウマや人間不信を解消し、次のステージへ一歩踏み出すサポートをしてくれるはず。
ネガティブな感情やマイナスなエネルギーを取り除き、心身を浄化してリラックスさせてくれるでしょう。
肉体的にも疲れを取ってくれるため、忙しい人やストレスに負けそうな人をサポートしてくれる石でもあります。
また持ち主のインスピレーションを高め、クリエイティブな感性を引き出してくれる効果も期待できるでしょう。
割れやすい繊維質の石であるため過去の自分と決別し、意識の改革を促してくれるはず。
あらゆる意味で価値観を広げ、新たな気づきをもたらしてくれる石です。
クンツァイトの肉体的な効果
癒やしの力が強いため疲労回復に効果的。
また老化防止効果と美肌効果を期待できると言われており、肌に瑞々しさとハリを与えてくれるでしょう。
シワを減らすとも言われています。
比較的新しいパワーストーン
クンツァイトは、実は比較的最近になって発見されたパワーストーンです。
1902年、アメリカのカリフォルニア州で著名な宝石学者クンツ博士によって発見されました。
当時はトルマリンと思われていましたが、調査を進めるうちにまったく新しい鉱物であることがわかったのです。後に発見者の名前を取ってクンツァイトと呼ばれるようになりました。
新しい石ということは、地球が愛に枯渇した人間に癒やしを与えるために生み出した石なのかもしれません。
ちなみに基本的な色は清楚なライラックピンクですが、緑色の「ヒデナイト」や黄色の「トリフェーン」という石も存在しています。
すべてまとめて「クンツァイト」と呼ばれることも多いようです。
繊細でどこか気品すら漂うクンツァイト。
忘れかけていた慈愛の気持ちを思い出させ、持ち主と持ち主を取り巻く周囲の人たちを幸せへと導いてくれるパワーストーンです。
非常にデリケートで一方向に割れるへき開性を持っているため、取扱いには充分に注意してください。
この性質のため宝石としてカットされることは少なく、飾りや置き物として持たれる人も多いようです。
クンツァイトの力を借りて、愛情に満ちた人生を送りましょう。