パワーストーンを利用するにあたり、浄化は重要なことです。クリーンにすることでパワーストーンの効果もアップすると考えられています。
方法には塩や塩水、流水、セージ、水晶、日光浴、月光浴、土、音などによる方法があります。これらの方法がすべてパワーストーンに適用するとは限りません。
パワーストーンの性質によって、適切な方法を選ぶことが重要です。適切な方法を選ばないと、石が劣化してしまったり、クリーンにならなかったりすることもあるので、注意しましょう。
最初にパワーストーンを入手した際には、必ずクリーンにすることが必要です。作用の強い塩による方法がお勧めですが、この方法は向かない石もあるので、注意しましょう。
パワーストーンを浄化する意味
パワーストーンを入手したら、まずは浄化をしましょう。なぜなら、パワーストーンは所有者のところにやってくるまでに、さまざまな人の手に触れています。多くの人のエネルギーを吸い込んでいることが多いのです。中には悪い気を吸収している場合もあります。それをじょうかして清めてあげることで、クリーンな状態にするのです。
クリーンな状態にするのは最初だけではなく、定期的に行うことが大事です。石は使用している間に、所有者だけではなく、他の人のエネルギーや場所からの気を吸い寄せてしまいます。清めることで、そういった気をクリーンにして石の効果を最大限に引き出すことができると考えられています。
塩の浄化は効果的?
パワーストーンの浄化方法はさまざまですが、中でも自然塩の浄化力は強力だと言われています。方法は簡単です。自然塩を容器に敷き詰め、その上にパワーストーンを置くだけです。より強力に清めたい場合は、容器に自然塩をたっぷりと入れて、その中に石を埋め数時間置いておきます。終わったら、流水で洗い流し、やわらかい布で水分を拭き取ります。使用した自然塩は料理などに使わないようにしましょう。
流水などで浄化できなかったパワーストーンでも、自然塩によって見た目も輝きを取り戻す、ということがあるように非常に強力に清めることができるでしょう。
リスクを伴う方法
効果が強力と言われているだけに、パワーストーンによっては自然塩による方法は避けた方がいいものがあります。石の中には、塩分に触れることで変色したり、結晶の中に塩分の成分が入ってしまい壊れてしまったりする原因になるのです。特に柔らかい石は他の方法を選択するようにしましょう。
この方法を避けた方がいいパワーストーンにはアンバー、アズライト、アメジストフラワー、アンハイドライト、アラゴナイト、エメラルド、エンジェライト、オパール、カルサイト、クリソコーラ、クリソプレーズ、サンストーン、スギライト、セラフィナイト、セレスタイト、セレナイト、ソーラライト、ターコイズ、タイガーアイ、チャロアイト、パイライト、ブラックトルマリン、フローライト、ヘマタイト、マラカイト、ラピスラズリ、ラリマー、レピドライト、ロードクロサイトなどがあります。その他の石でもこの方法は避けた方がいい石もあるので、よく調べてから方法を選びましょう。
使用する塩はどのようなものがいい?
浄化に使用するのは自然塩・天然塩、と言われます。食塩は人工的なものですから、浄化に使用するのは天然のものがいいでしょう。海塩もありますが、石との相性を考えると岩塩の方が向いているようです。
お勧めの一つにヒマラヤ岩塩があります。ヒマラヤ山脈はパワースポットの一つであり、そのエネルギーを十分に吸収してできた岩塩。ミネラルも豊富に含んでいます。パワーストーンや空気をクリーンにすることなどにおいて、効果が高いと言われています。
強力な浄化方法
自然塩による方法はゼロ浄化といって、悪い気を抜くには最も適した方法です。流水やセージなどの方法は、水やお香の気が入ってくるので、完全なゼロ浄化とは言いません。
もう一つはチャージ浄化といって、良い気を促す働きがある方法です。クリスタルチューナーや曼陀羅などのヒーリングアートを利用した方法が代表的なものです。
石を完全にクリアにしたい、と考えるなら塩による浄化はお勧めなのはこのためです。しかし、クリーンになると言っても、石が壊れてしまったり、輝きを失くしたりしては効果も期待できません。石にはそれぞれ特性があり、どうしても合わないものがあるのです。浄化方法はそれぞれの石に敵した方法で行うことが大切です。
自然塩に弱いと言われているパワーストーンでも、石によって、または方法によっては使用できる石もあります。その際にはパウダータイプのものではなく、粗く砕いたものを使用するようにするといいでしょう。
また、時間を短くするという方法もあります。できるかどうかは自然塩の上に軽く置いてみて、石が嫌がっていないか、光沢が失われていないか、などを確認してみましょう。金属がついているものは、サビてしまう可能性が高いので、避けるようにしましょう。