
夏になると、海やプールへ出かける機会が増える季節。お気に入りのパワーストーンブレスレットも、できればずっと身に着けていたいですよね。しかし、天然石のブレスレットは水に濡れても問題ないのでしょうか? ここでは、パワーストーンと水との関係、注意すべきポイント、夏場のケア方法について詳しくご紹介します。
パワーストーンとは?

パワーストーンとは、地球が長い年月をかけて生み出した天然の鉱物や宝石のうち、特に“エネルギー”や“波動”を持つとされる石のことです。単なる装飾品としてではなく、古来よりお守りや祈りの道具として人々に用いられてきました。
それぞれの石には固有の性質や象徴する意味があり、恋愛運を高める「ローズクォーツ」、金運や仕事運をサポートする「タイガーアイ」、心を癒す「アメジスト」など、目的や願いに合わせて選ばれます。
パワーストーンは、持ち主の心に寄り添い、エネルギーを整え、人生にポジティブな流れをもたらしてくれる“心のパートナー”ともいえる存在です。
パワーストーンブレスレットはプールや海に身に着けて行っても大丈夫?

結論から言うと、パワーストーン・天然石ブレスレットは基本的に海やプールでは外すことを推奨します。その理由と、例外、注意点まで詳しく説明します。
・塩素や塩分が天然石に与えるダメージ
・プールの塩素
消毒のために使われている塩素は、天然石や金属パーツに化学的なダメージを与えることがあります。
一部の石は変色や曇り、表面の劣化を起こすことがあります。
・海の塩分
塩分や不純物を含んだ海水は、石の光沢や質感に悪影響を与えるだけでなく、ゴムやワイヤー部分の劣化も招きます。
・温度と湿度の急変化
夏のレジャーでは、直射日光・高温・水分という過酷な環境に石がさらされます。
石によっては、急激な温度変化でヒビ割れやクラックが生じるリスクがあります。
特に注意が必要なパワーストーン

・ターコイズ
級数性が高く変化しやすい
・ラピスラズリ
酸や水分に弱く、表面が白くなりやすい
・マラカイト
酸化や腐食を起こしやすい
・アンバー
有機由来で非常にデリケート。水・紫外線
有機由来で非常にデリケート。水・紫外線NG
・セレナイト
水に溶ける性質を持つ
・ハウライト
吸水性が高く、変色・退色の可能性あり
水に比較的強いパワーストーンは?
◆水晶
【特徴】非常に安定した石で、水・太陽光・塩どれにも強い万能タイプ。
【おすすめ用途】浄化用、水回りのお守りとしても◎
◆アメジスト
【特徴】紫色の水晶の一種。水に強く、日常使いに向いている。
【注意点】直射日光で退色することがあるため、日光浴での浄化は控えめに。
◆シトリン
【特徴】黄水晶。水・太陽光にも比較的強く、明るく元気な波動を持つ。
【用途】金運アップや商売繁盛に◎
◆スモーキークォーツ
【特徴】水晶系の中でも特に安定性があり、エネルギーの浄化に強い。
【用途】グラウンディングやお守りに。
◆オニキス
【特徴】強度があり、硬質で日常的な汗や水にも耐性がある。
【用途】魔除け・決断力サポートにおすすめ。
◆カーネリアン
【特徴】カルセドニー系。水・汗に対する耐性は高めで、普段使いしやすい。
【用途】行動力や情熱を高めたいときに。
どうしても着けたいときの対処法

「ブレスレットをお守りとして身に着けたい」「紛失しそうで外せない」など、どうしても外したくない場合の工夫はこちら
・ビニール製の防水ポーチに入れて持ち歩く
・使用後はすぐに真水で洗い、柔らかい布で拭く
・ゴム素材は劣化しやすいため、定期的に交換する
・使う石を厳選(耐水性のある石のみで構成)
使用後のケアが命!

海やプールで万が一使用してしまった場合は、以下のアフターケアを必ず行いましょう。
・中性洗剤を薄めた水で軽く洗い流す(石に適するか要確認)
・柔らかい布で優しく水分を拭き取る
・ゴムや金具部分もよく乾かす
・乾燥後はクラスターやセージで浄化
まとめ

パワーストーンブレスレットは、海やプールでは基本的に外すのが安心です。水や塩素、急な温度変化が石やパーツにダメージを与える可能性があるため、事前の対策と使用後の丁寧なケアを心がけましょう。大切な石と長く付き合うために、正しい知識とお手入れが鍵となります。