マイナスイオンの大自然
マノアの滝、 マノア・フォールズ(Manoa Falls)は、マノア・フォールズ・トレイル(Manoa Falls Trail)という、ハワイの人気ハイキングコース内にあります。
ワイキキから車で20分ほどの場所にあるのでとても気軽に行け、ハイキングコースとしては、片道は約1時間もかからないほど(1.3km)の初心者でも大丈夫なコースです。
熱帯のジャングル、映画ジェラシックパークやLostにもロケ地として使われたので、雰囲気がつかめるかと思います。
マノアの滝のあるエリアは、雨が多く、緑が大変豊かです。
マノア(Manoa)は、ハワイ語で“広大な、豊かな”という意味で、正に緑豊かな大自然の広がるエリアです。
「虹の谷」と呼ばれているそうで、雨が多いからそれも頷けますね。
オアフ島を東西に分けるコオラウ山脈に、海からの湿った茎がぶつかり、雨を降らせるのだそうで、その雨のお陰で、虹が多く見られます。
マイナスイオン効果は、ストレス軽減効果・リラックス効果と言われますが、この森林を歩くだけで、ストレスが軽減され、リラックスできるのなら、どんどん森林のハイキングを取り入れていきたいと思うほどです。
マイナスイオンで空気も清浄してくれ、空気中のちりやホコリを除去してくれるのなら、きっと、身体から負のエネルギーを除去してくれるはずだと思います。
負のエネルギー払拭しましょう!
マノア渓谷の、ワイヒ川のせせらぎ、木と樹のきしみ音、小鳥のさえずり、風の音。
そして、小動物、植物たちは、このマノアの森と共存しています。
最終目標のマノアの滝にたどり着けば、水の流れ落ちる音が聞こえてきますが、なんとも清涼感があります。
これがマイナスイオンの正体なんですね....。
マノア渓谷の「虹の女神Kahalaopuna(カハラオプナ)の伝説」
マノア渓谷には、「虹の伝説」があるそうです。
伝説によると、虹の女神「Kahalaopuna(カハラオプナ)」は、カハウカニ(父・風の神)とカウアフアヒネ(母・雨の神)の間に生まれまた、それはそれは美しい娘だったそうです。
カハラオプナには、カウヒという婚約者がおり、彼は残虐な性格で嫉妬深く、身勝手なジェラシーから何の罪も無いカハラオプナを殺してしまいます。
彼女には、フクロウの守護神「プエオ」が付いていて、殺されて埋められたカハラオプナを瞬く間に掘り起こし、そして蘇生させました。
しかし、それに腹を立てたカウヒが、またカハラオプナを殺して埋め、これを繰り返す事数回、プエオは最後にとうとう蘇生を諦めました。
そこで通りかかったカモイリイリ族の首長「マハナ」が彼女を助けます。
彼らは結婚するのですが、嫉妬深いカウヒはまたも彼女を海に投げつけ、殺してしまいます。
嘆き悲しんだマハナに見えたのは、美しい「虹」でした。
神から、カハラオプナは虹に生まれ変わったのだと教えられました。カハラオプナはそれで「虹の女神」と呼ばれるようになったそうです。
これがマノア渓谷の「虹の女神Kahalaopuna(カハラオプナ)の伝説」だそうです。悲しい神話ですね….。
パワースポットとしてのマノアの滝
30 m (100 フィート) の高さのマノアの滝は、絶景です。
マノア・フォールズ・トレイル(Manoa Falls Tail)は、ハイキングコースの入り口から、片道約40分ほどで到着するこのマノアの滝、マノア・フォールズ(Manoa Falls)が、やはり有名です。
もちろん自然のマイナスイオンが生体を浄化してくれるのだそうですが、そんな大自然のマイナスイオン溢れる、マノアの滝、マノア・フォールズ(Manoa Falls)は、その大自然のエネルギーのマイナスイオンと、コオラウ山脈にぶつかった風と、その風が作り出す雨と虹が、大気を浄化し、その浄化の渦のミストに、きっと浄化のパワーがあるのでしょう。
心も身体もリフレッシュしてくれ、マイナスイオンも身体いっぱい吸い込んだら、ストレスも解消し、ネガティブなパワーは払拭されると思います。
滝にたどり着いたら、滝からのミストのような水しぶきを、大気と一緒に吸い込んでくださいね。
◆ マノアの滝マノア・フォールズトレイル(Manoa Falls Tail)への行き方
ワイキキから車で約20分と近いです。
ザ・バスならまずアラモアナショッピングセンター山側バス停で5番バスに乗り終点まで行きます(約20分)。
レンタカーなら、プナホウストリートを山の方に向かって、マノアロードを登っていきます。
有料駐車場は一般の方は$5です。
入園料金は無料です。
初心者も安心して登れるとはいえ、やはり虫除けスプレーは必要だし、ぬかるみや泥などには気をつけて滑らないように。それなりの服装でのぞんで下さい。
後は水分補給を忘れずに、着替えなど持っていくのも良いかもしれません。
比較的雨の少ない午後を選ぶといいそうです。