パワーストーンは常に身に付けているとより効果を得られるため、アクセサリーに組み込んで使用している人が増えています。
アクセサリーの他にもストラップにパワーストーンを使ってみたり、小物に組み込んで部屋を彩ったりすることもあります。
肌身離さず身に付けると、より効果を得られやすいと言われてますが、そうして使用しているとストーンが次第に色褪せたり、またその反対に色が濁ってしまったりすることもあります。
これらの現象はどのようなことを示しているのでしょうか?
ポジティブなパワーをくれる石
パワーストーンの種類は数多ありますが、そのどれもが一定の効果や効力を持っているとされています。
恋愛を成就させる、仕事運を上昇させてくれる、金運を上昇させてくれる、幸せに導いてくれるなど、様々な言い伝えがあります。
パワーストーンは、基本的にはどれもポジティブな力を私達に分け与えてくれるため、アクセサリーや護符として使用されてきました。
ネガティブな効力を持っている石はありませんが、持つ人の状態、相性もありますので、合わせ方によっては期待できる効果が現れないかもしれません。
しかし、もともと鉱物である石が人をマイナスに導く、ということはありませんので、不安に思う必要はありません。
ポジティブなパワーを提供してくれるパワーストーンですが、それと同時にネガティブなパワーを吸収してくれる役割も担っています。
災難から身代わりとなって吸収してくれることで私達を守ってくれるのです。
パワーストーンは変化するもの
どのパワーストーンも、使用を続けていく中では、時間の経過に従って次第に色が褪せたり濁ったりしてくる場合があります。
これは先に説明したストーンの吸収作用が正常に行われている証であり、また、鉱物である以上、水分や外気による変化は当然のことといえます。
石の色が濁るのは、邪気や疲れを吸い取ってくれた場合もありますし、物質としての変化の場合もあります。
いずれにしても、悪い変化とばかりは言えませんが、その石が持っている効力が発揮しにくくなる可能性もありますので、定期的に石を浄化し、ストーンを正常な状態に戻すことをおすすめします。
ストーンの浄化方法
パワーストーンの種類によって浄化の方法も異なりますが、どの石にも適応可能な浄化方法もいくつかあります。
代表的なひとつとして、セージの煙による浄化があります。
石の浄化としては一番伝統的な方法で、物質としての石を痛めることなく浄化ができますので、石と付き合っていく際には、覚えておくといいかもしれません。
また、月光にあてるという浄化方法も良いでしょう。
満月や新月の光に数時間あてておくと浄化されますので、習慣づけておくといいでしょう。
手軽に毎日行える浄化方法としては、水晶クラスターに乗せるという方法があります。
水晶はもともと浄化作用の高い鉱物ですが、クラスター状の水晶は大小連なる無数のポイントから純粋なエネルギーを放出し、石や場を本来の調和の取れた状態に調整してくれる働きがあります。
ブレスレットやアクセサリーなど、使用した後にクラスターに乗せておくと、いつでもクリアな状態を保ち易くなります。
水、塩による浄化は効果が高いものですが、石の性質によっては劣化を早めてしまうものも多くあります。
現在では、インターネットや本などで簡単に石の性質を調べることができますので、お手持ちの石の性質をきちんと調べて、水や塩に弱くないかを確かめてから浄化を行ってください。
また、太陽光を使った浄化も効果は強大です。
ただ太陽光にあてておくだけという簡単な方法で、直射日光でなくても窓ガラス越しにあてても大丈夫ですので室内でも手軽に浄化することが可能です。
注意しなければならないのは、アメジストやローズクォーツ、アクアマリンなど退色が顕著に見られる石も多数あり、強い熱によってひび割れの原因となる場合もありますので、石の性質をきちんと調べてから行いましょう。
パワーストーンの寿命は?
パワーストーンの寿命といわれるものは、基本的にはありません。
ですが、持ち主との縁が終了する場合、いくら浄化をしてもストーンが持っている効力が損なわれる場合、単純に鉱物として劣化してしまった場合など、身に着けることを終了する時期はあります。
石があまりに濁ってしまった場合や、石が紛失した場合には、持ち主との縁の寿命を迎えたということが考えられます。
その際には土に埋めて自然に帰したり、これまでの感謝を伝えてお別れを告げましょう。