パワーストーンを持つ際に、「パワーストーンに本当に効果はあるの?」という疑問が浮かび、それが拭えないと感じる方は案外多いようです。
実際にパワーストーンは天然石や鉱物で、その効果が科学的に証明されているわけではないので、「必ず何かに効くもの」と決めつけてしまうことは難しいでしょう。
しかし、これまでの歴史の中で天然石が大切なものとして扱われてきたことや、何らかの効果を感じる人がたくさんいたというのも事実です。
そこで今回は、パワーストーンの効き目と実例について詳しく見ていきましょう。
パワーストーンの効き目は本当にある?
パワーストーンの効き目は、現段階では科学的に実証できるものではありません。
いくら「効果がある」といっても、考え方や気持ちの変化等によるものを除くことができないため、確実に証明することは難しいのです。
ただし、実際にパワーストーンで願いが叶ったと感じる人がいます。
これはパワーストーンが願いを叶える魔法の石というわけではなく、パワーストーンを持つことでご自身のエネルギーが変わり、その変化したエネルギーに応じて現実が変化してくるということだと言えるでしょう。
天然石に頼る、というより、天然石とともにがんばる、という心持ちでいることが、パワーストーンと上手につきあっていくコツといえるかもしれません。
パワーストーンに効果があると見ることができる事例
パワーストーンは科学的な効果が認められていませんが、これまでの歴史の中ではさまざまな場面で効果があるとして使われているようです。
そこでここからは、パワーストーンの効果が期待されて使われている事例について見ていきましょう。
◆ 波動療法として使われる
この世に存在する物質のすべては波動を持っているため、天然石それぞれ固有の波動が持ち主となる方の波動を調整し、望ましい結果に結びつくこともあると言われています。
この効果を活用して、波動によって行う療法が採用されることもあるようです。
実際にパワーストーンに効果を感じる方の多くが、意図せずとも波動療法のとしての恩恵を受けている可能性があります。
きれいに感じる石や惹かれる石の多くは、自分に必要なエネルギーや波動を放っており、身近に持っておくことによってその石の波動やエネルギーで自分自身の波動が修復されることもあるようです。
欧州では、波動療法が保険適用の医療機関で使用されているケースもあるため、これからの代替医療に活かされていくことも考えられるでしょう。
◆ 古来から効果があると言われていた水晶
透明性が美しい水晶は、地球が誕生したと共にできたと言われている鉱物です。
実際に、これまでの歴史の中でも力を持つ石としての役割を果たしてきており、古代の人は神が創造した溶けない水と考えていたようです。
これを示す有名なもののひとつが、祭礼の際に使われていたクリスタルでできたスカルです。
これはマヤ文明の遺跡から発掘されています。
これ以外にも、様々な国で同様の遺跡が発見されています。
また、日本での最古の情報としては、薬の本に不老長寿の妙薬として扱われていたことが掲載されているようです。
この中では様々な病気に良いとされ、多くの人々から重宝されていたそうです。
実際に服用した時に効果がある医学的根拠は把握されておらず、薬草によるものだという説もありますが、何らかの不思議なパワーを秘めた天然石として存在してきたことは事実だと言えるでしょう。
◆ 晶の性質と特徴
水晶は、透明度が高く、光を反射して美しい輝きを放ちます。この透明感から、純粋さや浄化の象徴とされています。
モース硬度で7を誇る水晶は、非常に硬く、日常生活での使用においても耐久性があります。この硬度は、装飾品や工業用途としての利用に適しています。
水晶は六方晶系の結晶構造を持ち、一般的に柱状または六角柱の形状で産出されます。自然のままの状態でも美しく、加工することでさらにその美しさが引き立ちます。
◆ 水晶の成分
水晶の主成分は二酸化ケイ素(SiO2)です。地殻の中で非常に多く存在する鉱物であり、地球上のあらゆる地域で見つけることができます。
純粋な水晶は無色透明ですが、微量の不純物が含まれることで、アメジスト(紫色)、シトリン(黄色)、ローズクォーツ(ピンク色)などのバリエーションが生まれます。
◆ 水晶は時計にも欠かせない
水晶は現代社会でも使われており、クォーツ時計の部品として利用されることも多くあるようです。
それは水晶が微細な振動を有していることによって、正確に時を刻むことができるという特性からです。
一定の間隔で振動があるため、時計をはじめとしたパソコンなどの電子機器にも使われることもあります。
その上、水晶は鉱物の中でも温度や湿度などにも左右されにくく、正確な振動を利用することができると考えられています。
◆ 古来から儀式に使われてきた翡翠
翡翠(ヒスイ)は、マヤ文明やアステカ文明などではシャーマンたちが呪術に使っていたものです。
このような使われ方がされてきたのは、翡翠(ヒスイ)には不思議なパワーが宿ると考えてきたからです。実際に日本でもヒスイの勾玉が見つかっています。
そのため、宇宙の神のパワーを受け取るのに必要だとして、儀式には欠かせない道具と考えていたようです。
現在でも翡翠(ヒスイ)は災いから守る魔除けの石として人気が高く、成功と繁栄をもたらすと伝えられています。
特に神や皇帝など徳の高い存在との結びつきが高い天然石とされているので、希少で価値があると考えられているようです。
◆ 身代わりになると割れることがある
パワーストーンを長く持ち続けていると、天然石が割れることがあります。
この現象は、物質としての経年劣化であると同時に、パワーストーンが持ち主の代わりになり、邪気を吸い取ってくれたものと言い伝えられています。
このようなことからも、パワーストーンには何か特別な役割があるのではないかと考える方が多くいるようです。
既に役目を終えてしまったパワーストーンは、海や山など自然に帰すのが一番です。
感謝の気持ちを込めて、丁寧に処分するようにしましょう。
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パワーストーンに効果が無いと感じた場合にするべきこと
パワーストーンを身につけているのに、効果がないと感じることもあるでしょう。
では、そのような時にはどう考えたらよいのでしょうか?
◆ 自分には必要のない天然石を持っている
パワーストーンを選ぶ時には、説明に書かれている効能のみで選んでしまうという人もいるでしょう。
しかし、このような選び方をしてしまうと、相応しいものから遠ざかってしまう可能性もあるようです。
例えば、恋愛運をアップしたい方がローズクォーツを選んだとしても、必ずしも上手く行くとは限りません。その理由は、恋愛運をアップするための要素は人それぞれ異なるからです。
人によっては、恋愛がうまくいくためには、コミュニケーション能力が必要だったり、古い恋愛のトラウマを解消しなければならなかったりすることもあります。
そのため、自分にあったものはどれなのか、しっかりと考えて選んだり、直感的に控えるものを探した方がよいでしょう。
◆ 自分の感情に従って使う
パワーストーンは確かな効果を感じる人もいますが、現段階では効果が実証ができるものではありません。
感じ方は人によって異なるので、自分の感情を大切にしながら選ぶことが大切でしょう。
時につけたくないと感じる時には、無理をせずに外して少し休む期間を作ることによって、またつけたいと感じることもあるかもしれません。
この間にパワーストーンを浄化しておくことによって、石本来が持っている効果を高めることもできるでしょう。
また、素直に自分の心と向き合い、そのときに一番必要な天然石を見つけることによって、より効果が実感できると考えられているようです。
取り扱い・浄化方法
水晶はホワイトセージや水晶クラスター、日光浴や月光浴等、全ての浄化方法に適しています。
それ以外の色石は、太陽光に含まれる紫外線の影響で退色する恐れがありますので、長時間直射日光に当てる日光浴などは避けた方がいいでしょう。また、硬度がとても低い鉱物は、水分や衝撃に弱い為、取り扱いには十分ご注意ください。 浄化方法はホワイトセージや水晶クラスター、月光浴をおすすめいたします。
まとめ
パワーストーンや天然石の効果に疑問を持つ方へ:多くの人が実感している効き目があります。例えば、特定の石が不安を和らげたり、集中力を高めると感じたり、身に着けることでポジティブな変化を実感することがあります。パワーストーンは個人差がありますが、自己探求や精神的なサポートに役立つ可能性があります。自身の体験や感覚に基づいて効果を確かめることが重要です。
そして、水晶(クリスタルクォーツ)は浄化力に優れ、直感力と洞察力を高めるパワーストーンです。身体と精神のバランスを整え、霊的成長を促進します。他の天然石との相性も良好で、多くの目的に役立つ万能な天然石です。