選ぶのはどんなものでも良い？
「好きな人と結ばれたい」「仕事で成功を収めたい」「厄除けをしたい」などの目的がある時、パワーストーンの力にあやかりたいと考える方も多いでしょう。パワーストーンは、神社などで頂くお守りやお札とは少し違った存在であり、アクセサリーとして楽しむ方もいます。種類はとても豊富にありますが、どのような種類の石を選んでも良いのでしょうか。
結論として、とにかく何でも良いというわけではありません。石に触れたり見たりした時、惹かれるものがなければご自分に合っているとはいえないのです。目をひかれたり、直感で「これだ」と感じるものがあったりすれば、それを選ぶのが良いでしょう。
なぜパワーストーンには効果があるのか
身に着けたり、インテリアとして飾ったりしておくことで、あらゆる効果が期待されるパワーストーン。では、なぜ石に力があるとされているのでしょうか。
それは、パワーストーンは大地のエネルギーの結晶であり、固有のエネルギーを持っているからです。光を吸収したり反射したりするエネルギーが人間の持つ「チャクラ」と共鳴することで、不思議な力を発揮すると言われています。ストーンとチャクラには波長があるため、それがぴったり合い共鳴することで力が出されます。このチャクラの波長は、人それぞれ違っているものです。それに合うかどうかを判断するのは、自分自身の直感、もしくは専門家のアドバイスでしょう。
目的別で選べる種類
自分の直感で選ぶのが理想的ですが、専門ショップに取り揃えられた種類はかなりのものです。まずは願い事のタイプで選ぶ石の数を絞っていきましょう。こちらでは、よくある願い事別にご紹介しておきます。
【金運を回復し、お金回りをよくする】
・富と財産を増やすといわれる「タイガーアイ」
・悪運や邪気から持ち主を守って良い方向へ導く、チャンスや勝運をもたらすとされる「ドラゴンアイ（グリーンオパール）」
・洞察力や決断力を高め、その結果仕事や資産運用の成功をもたらすといわれる「ホークアイ」
・直感力を高めて勘を研ぎ澄ます「ルチルクウォーツ」。石に金線が入っていることから「金銭入る」ともかけられます。
・未来に向かう原動力を与えてくれるとされる「ダイオプサイド」
これらのうちどれかを選んでもよいですが、組み合わせて使うことで相乗効果が期待されています。
【厄年の方は必見、厄除けのストーン】
神社などでも厄祓いが行われますが、パワーストーンを身に付けることで災厄から身を守る方法があります。特に厄年と呼ばれる年齢とその前後の歳には、凶事や災難に遭う可能性が高いと言われており、用心しておくことが必要です。
・災難から守ってくれる魔除けと強運を招くとされる「天眼石」
・心のリラックスと、マイナスな気持ちやできごとから身を守り逆境を越える支えとされる「スギライト」
・邪悪なものを払うとされる「アメジスト」
・不安を取り除いて強い気持ちを持たせる「ホワイトハウライト」
【女性に人気の恋愛運アップの石】恋の願いを叶えるためのパワーストーンは、女性に人気となっています。
・女性の愛と魅力アップ、恋を成就へと導くと言われる「ローズクウォーツ」
・感受性豊かに、直感力を高める石「ムーンストーン」。「恋人たちの石」と呼ばれることもあります。
・将来の不安を除き希望をもたらして幸せな方向へと導く愛の象徴「ピンクオパール」
・勇気を与えて悪意や嫉妬をはねのけるといわれる「レッドメノウ」。スムーズな人間関係を築く効果もあると言われています。
・情熱を呼び起こして実り豊かな人生へと導くとされる「インカローズ（ロードクロサイト）」
カラーも赤やピンク系のストーンばかりのため、アクセサリーとしてもかわいらしいものばかりです。
複数の願い事に効果のあるものを合わせても良い？
複数の種類を組み合わせても問題ありません。むしろ効果アップが期待されています。では、金運上昇と厄除けのように、複数の目的ために石を組み合わせることは悪いこととされるのでしょうか。
実はその場合も基本的には直接的な関係はなく、持ち主の気持ちによって悪くなるかどうかが左右されるといわれています。相性を気にするあまり「石同士が合わないのでは」と不安を持っている方が影響を及ぼしてしまうでしょう。お守りの場合では、異なる神社のものを複数持っていると、神様同士がケンカをするという話が聞かれますが、パワーストーンでは一部を除いてそのようなことはありません。
相性の良いものを選ぶには
願い事が決まったら、その内容に合ったタイプの石の中から好きな物を選びます。それぞれの石が持つ力は少しずつ異なっているため、期待される効果を見て選ぶのも一つの方法です。
しかし、願い事が多い場合はどれを選ぶのか迷ってしまいます。そのような場合には自分と石との相性を優先しましょう。パワーストーンと人間それぞれには波長がありますが、それに合わせて選びます。インスピレーションで、出会った時にピンときたストーンがまさにご自身向けの石といえます。しかし、直感は緊張やストレスで鈍ってしまいがちであるため、純粋に願い事を想いながら、素直な気持ちで石たちと向き合い波長を感じましょう。
