7月の誕生石として広く知られているのはルビーですが、他にもカーネリアンとオニキスが7月の誕生石として挙げられます。それぞれの天然石には独特の魅力と意味があり、身に着けることで特別な効果を得ることができるとされています。
誕生石とは
誕生石とは、各月ごとに割り当てられた特定の宝石を指します。この慣習は古代から続くもので、誕生石を身につけることで運気が上がり、健康や幸福がもたらされると信じられています。今回は、誕生石の由来や意味、その選び方について詳しく見ていきましょう。
誕生石の由来
誕生石の起源は古代のメソポタミアやエジプトにまで遡ります。特にユダヤ教の教典「出エジプト記」に記されたアーロンの胸当て(ホーシェン)が誕生石の原型とされています。この胸当てには、12種類の宝石が埋め込まれており、それぞれがイスラエルの12部族を象徴していました。
その後、キリスト教の伝統と結びつき、12の宝石は1年の12か月と対応するようになりました。中世ヨーロッパでは、各月ごとに特定の宝石を身につけることが流行し、現代の誕生石の概念が形成されました。
カーネリアン
・色:
カーネリアンは橙色から赤褐色までの色合いを持ち、鮮やかなオレンジ色が最も一般的です。
・特徴:
カーネリアンはシリカ鉱物の一種で、透明から半透明までさまざまな透明度があります。
・意味:
カーネリアンは情熱、活力、創造性を象徴し、ポジティブなエネルギーをもたらすと言われています。
また、勇気や自己表現のサポートとされています。
カーネリアンと相性の良い天然石
クリアクォーツ(水晶)
意味と効果:
- 水晶は万能の浄化石であり、他の石の効果を増幅する力があります。カーネリアンと組み合わせることで、カーネリアンの活力や情熱をさらに高め、持ち主のエネルギーレベルを向上させます。
シトリン
意味と効果:
- シトリンは、富と成功を象徴する石であり、ポジティブなエネルギーを引き寄せる効果があります。カーネリアンとシトリンを一緒に持つことで、積極的な行動力や創造力を促進し、目標達成に向けた強力なサポートとなります。
ガーネット
意味と効果:
- ガーネットは、情熱や愛情、エネルギーを象徴する石です。カーネリアンと組み合わせることで、感情のバランスを保ちつつ、エネルギーを高め、持ち主の情熱や決断力を強化します。
オニキス
・色:
オニキスは通常、黒色または黒と白のストライプ模様を持つ宝石です。
・特徴:
オニキスは石英の一種で、硬度が高いためジュエリーに適しています。
・意味:
オニキスは力強さ、精神的なバランス、冷静さを象徴し、マイナスのエネルギーを吸収すると信じられています。また、決断力を高める助けとされています。
オニキスと相性の良い天然石
クリアクォーツ(水晶)
意味と効果:
- 水晶は万能の浄化石であり、他の石の効果を増幅する力があります。オニキスと組み合わせることで、オニキスの保護効果をさらに高め、持ち主のエネルギーを浄化し、バランスを保つサポートをします。
ガーネット
意味と効果:
- ガーネットは、情熱やエネルギーを象徴する石です。オニキスと一緒に持つことで、内なる強さを引き出し、情熱と決断力を強化します。特に目標達成に向けた意志をサポートするのに適しています。
ヘマタイト
意味と効果:
- ヘマタイトは、グラウンディングと保護の石であり、身体と心のバランスを整える効果があります。オニキスと組み合わせることで、精神的な安定感を高め、ストレスやネガティブなエネルギーから守る力を強化します。
まとめ
7月の誕生石は、ルビー以外にもカーネリアンとオニキスが存在します。カーネリアンは情熱と活力を象徴し、ポジティブなエネルギーをもたらします。一方、オニキスは力強さと精神的なバランスを表し、冷静さをサポートします。これらの美しい宝石は、7月生まれの人々に幸運や個性を引き立てる素晴らしい選択肢です。