パワーストーンのブレスレットが切れてしまうと、嫌な感じがしますね。何か不吉なことが起こるのではないか?と不安になってしまいます。
それは昔の人が、下駄の鼻緒が切れると不吉が起こる前触れと言っていたことや、縁が切れるなどといったことを連想してしまうからでしょう。
確かに、ブレスレットをつないでいるゴムなどが切れて石がバラバラになってしまう様子を見ると「ドキッ」としてしまうものです。パワーストーンのブレスレットが切れた、ということは何かのサインなのでしょうか。
切れたとしてもネガティブにとらえる必要はない
ブレスレットが切れた、という状況で考えられるのは何か不吉なことが近づいてきて、パワーストーンが身代わりになってくれた、ということです。石が身代わりになってくれたということですから、所有者を守ってくれたということ。不安になることはないようです。
また、「何かが起こるかもしれない」という警告の意味もあるとされています。その場合、所有者に注意して行動した方がいいということを教えてくれたということです。身の回りで気になることがあれば、前もって対策を立てるようにしましょう。
パワーストーンのブレスレットはゴムや金具、金属などでつなぎとめてあるものですね。切れたというのはゴムや金具のことであり、パワーストーン自体にはあまり関係ない、ということも考えられます。
毎日身に着けていれば、ゴムは劣化します。水仕事などが多いと、そのせいでも劣化が早まります。そのせいでゴムが切れたということも十分に考えられるので、何か悪いことが起こるのでは?ということは考えすぎということにもなります。
ブレスレットが切れる原因
日常の使用による摩擦
ブレスレットは身に着けることで日常的な摩擦や引っ掛かりが生じることがあります。特に手首部分は動きが多いため、長時間の使用や激しい動きによってブレスレットが切れることがあります。
素材の劣化
ブレスレットを作る素材や紐の品質が低い場合、長期間使用するうちに劣化が進み、それが切れる原因になることがあります。特に天然石やビーズを使用したブレスレットは、素材の特性や耐久性を考慮する必要があります。
久しぶりに身に着けた途端にゴムが切れた、ということもあるでしょう。これも「何か不吉な予感」と思いがちですが、普段使っていなくても置いてあるだけでゴムは劣化しています。
そのため急に負荷をかけたことによって、切れてしまうということもあるのです。久しぶりに身に着けるときには、ゴムの劣化を確認することをお勧めします。
石の重さ
ブレスレットに使用されるパワーストーンや天然石の大きさや重さが、紐や編み込みに与える負荷を超える場合にも切れることがあります。重たい石を使用する場合は、強度の高い素材や適切な編み込み方法が必要です。
糸や紐の結び方
ブレスレットを作る際の糸や紐の結び方や編み込み方法が不適切な場合、強度が不足して切れやすくなります。正しい結び方や編み込み技術を用いることで、耐久性を向上させることができます。
また腕のサイズに合っていないという場合もあります。そのような場合、不必要にゴムを伸ばしたりして負荷がかかってしまいます。毎日負荷をかけていれば、それだけ劣化も進んでしまいます。
反対にサイズがゆるいと、何かにひっかけてしまったりすることもあります。サイズはきちんと合ったものにしましょう。乱暴に扱っていると、寿命も短くなるのでていねいに扱うことが大切です。
ブレスレットが切れてしまう意味
パワーストーンのブレスレットが切れると、それは石が私たちに与えるエネルギーを尽くした証とも言えます。石は私たちに力やサポートを与える存在ですが、その役割を果たし終えたときには自然と繋がりが切れることがあります。この切れる瞬間には、新しいスタートや成長の証、そしてリフレッシュやリセットの機会が隠れています。ブレスレットが切れることは、新しいエネルギーやポジティブな変化への準備が整ったサインとも捉えられます。自己成長や内面の探求を促す良い機会となるでしょう。だからこそ、この出来事をポジティブに受け止め、新しい可能性を探ってみることが大切です。
ブレスレットが切れないようにするためには?
一つはていねいに扱うことです。ゴムなどの劣化を防ぐためでもありますが、パワーストーンを大事に扱うという観点からも必要なことです。
乱暴に扱えば、ゴムの劣化も進みますし、石に対しても思いやりがないということになります。それでは効果を期待することはできません。無理に引っ張るなどはしないようにしましょう。
家事などで水仕事をする際にも外すことをおすすめします。水に浸かることで、ゴムの劣化は進みやすくなります。石にとっても水はよくないものなので、水仕事をする際には身に着けない方がいいでしょう。
また、石は紫外線や直射日光に当たると劣化しやすいと言われていますので、直射日光のあたる場所には置かないようにしましょう。
ゴムは劣化すると切れやすくなるばかりか、変色したり伸縮しにくくなったりします。石にも悪影響を及ぼすこともあるので、早めに交換することが大切です。
ブレスレットが切れたときに過剰に気にしない方法
ブレスレットが切れた場合、マイナスのエネルギーから所有者を守ってくれた、ということも考えられます。そのため、切れたからといって不吉に思うことはないでしょう。
自然な流れを受け入れる
石のエネルギーや力が尽きたり、使命を果たしたりするというのは自然なサイクルの一部です。これを受け入れ、新しい変化を歓迎しましょう。
ポジティブな意味を見出す
ブレスレットが切れることは新たなスタートや成長の証と捉えることができます。ポジティブな意味を見出し、前向きな気持ちを持ち続けましょう。
新たな可能性を探る
ブレスレットが切れたことで新しいエネルギーやポジティブな変化が訪れる可能性があります。この機会に新たな可能性を探ってみることで、成長や発展を促進できます。
石との関係を深める
切れたブレスレットは、石との関係を深めるチャンスでもあります。石が私たちに与えるサポートや助けを再確認し、石とのつながりをより意識的に感じることができます。
焦らない
ブレスレットが切れたからといって、すぐに新しいものを求める必要はありません。自然な流れに身を任せ、焦らずに心を落ち着かせましょう。
まとめ
パワーストーンのブレスレットが切れることに対して、不吉な意味を見出す必要はありません。実際には、切れることには深い意味や興味深い側面が存在します。
ブレスレットが切れる意味や原因を理解することは、新しいスタートや成長の機会を探るための一歩となります。ブレスレットが切れることは、その石のエネルギーが尽きたり、使命を果たしたりしたことを示唆しています。これは、新たなエネルギーや新しい変化が到来する準備が整ったサインとも捉えられます。
切れる原因としては、日常の使用による摩擦や素材の劣化、石の重さなどが考えられます。しかし、適切な素材や結び方を選ぶことで、ブレスレットが切れにくくなる方法もあります。
重要なのは、切れたという出来事をネガティブに捉えるのではなく、新たな可能性や成長への機会として捉えることです。ブレスレットが切れたからといって、不吉なことではありません。むしろ、それは自己成長やポジティブな変化への扉を開くチャンスと捉え、前向きに受け止めることが大切です。